「正直どうでもいい?」

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シャニマスサマーアイドル2021反省会(1年ぶり2度目)

 

ということで2021年の夏が終わりました。お疲れ様でした。

昨年に引き続き、反省会を執り行います。

 

(昨年)

 

まず前年から大きくレギュレーションが変わりました。(同じルールで開催されるわけないが?

まず昨年は飲料、日焼け止め、花火大会など夏らしい広告の仕事にアイドルを推薦していくという名目があったが今回は廃止。

「フレッシュサマー部門」「魅惑の夏部門」「輝け!シャイニー部門」という3つのオーディションに応募するというかたちとなったことで、前年のような広告コピー的な見せ方というより、推しアイドルの推薦文のようなスタイルがおそらく重視されるような形式となっている。

当方、それをガン無視して前年同様にポエムをしたためた。よろしくどうぞ。

また今回は優勝作という概念もなくなり、シンプルに投票企画となった。

 

昨年は商品だったりシチュエーションが明確に用意されていたのでかなりコピーも作りやすかったが、今年はしばりが緩んだことで逆にやりづらくなってしまった印象ではある。そもそも「フレッシュサマー部門」「輝け!シャイニー部門」って何がちがうかよくわからん・・・!

 

また今回扱いに困ったもうひとつの要素がパラメータだ。

前年のようにアイドルを選び、イラストを選び、文章を入力すると現れる。

 

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これはランダムで4つ項目が選ばれるほか、自由記入欄がひとつあり「切なさ」でもふざけた内容でも入れられるという作りだった。

この「パラメータ」がとにかく活かしづらい!

活かしづらいってことはもう運営的に前年のようなポエムはお呼びではなかったのだろうと思う。

キャッチコピーに関連した項目を苦し紛れに入力したりするばかりで、この自由記入パラメータをつかってなにか遊べないかとかなり悩んだが、うまく浮かばなかった・・・・・・。

どころか、意図せず「クール」とか「お姉さん感」みたいなパラメータが浮上し、「いやそういうことじゃあ、ねんだよな・・・」と0とか1とかにしてなぜかションボリするような感じになっていた。

パラメータ回りに関しては活かし方が難しかった。もしかしたらキャッチコピー1本勝負ではなくすことで参加を敷居を下げる狙いがあったのかもしれないけれど、どうだろうか・・・。

 

閑話休題

 

それでは募集期間をおわったので自分が投稿したものを貼って振り返っていこうかなと思います。来年に生かすために・・・!
(普通に考えて自分のポエムを改めてブログに貼りながら振り返るという痛々しさよ)

 

前回2020はしばらくしたらツイッター上での画像リンクが切れた?のか、投稿作品があとから振り返ることができなくなった。見返したいものがある人はローカル保存をおすすめします。

 

 

 

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リリースされたばかりの「拝啓タイムカプセル」を聞きながら作ったやつ。青春、放課後を背負っているユニットだからこそ過去にも時限を思わせる曲はあったけど、「拝啓タイムカプセル」はそれが顕著だなと思う。放クラは永遠を想っていてほしい。

 

 

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短歌の下の句のような言い回しを目指したやつ。ただ抽象的に切り取りすぎて作ってる自分もぴんとこない描写になってしまった。祭りで人が行き交う音とか、浴衣がゆれてかすかに鳴る擦れたような音とか、そういうのを目を閉じて感じているようなシーンにしたかったのだが、「ふるえるまぶた」に飛んだことで視点がブレてしまったように感じて反省。「ふるえるまぶた」ってフレーズがふと浮かんで使ってみたくなってしまったせい。七字でかたまりのある文章ってそれだけでリズミカルでよい。

 

 

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Grapevineの「ナツノヒカリ」を聞きながら。ワードも拝借。

イラストが真昼間ではなくて、午後4時くらいの日が傾いていくさなかのような空色に見えたので、夕方にすこし空気がまろやかになる夏後半の気配を表現して見たかった。あとは夏の光に接続できそうな前振りを考えたら、なんか歌詞っぽいコピーになってしまったなと思う。無意識につなげてしまったけどたぶん何らかの曲のフレーズをうっすらパクってる気がする、こわい。

 

 

 

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いちおう、いちおう、生身の三峰結華を応援しているものとして、アイドル三峰結華に挑もうかと挑戦したもの。

注意深く、思慮深く。けれど「もしも」を想うときだけすこしだけ心のガードをゆるめてくれはしませんか?

三峰の中には明確にお姉さんモードがきっと存在していて、そういう時はこれくらいの浮かれ方はしてほしい。

 

 

 

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透のネタを考えるときは余計に言葉をそぎ落とす意識が働く。最小限で膨らむ言葉をなんとか探した結果のこれ。昨年コピーを考えたときにもあったけど自分の中の浅倉透像として、じつはなにかを強く願っているような、密かな求道者的なイメージがあり、そういうシンパシーを周囲に振りまく存在として、「叶う」というある種スピリチュアルなワードを握ってもらいたくなったというか・・・

あとこのイラストがもう好きすぎるため今年も使用しました。

 

 

 

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たまゆら」を使いたかったのと、彼女に名前にかけて「火に近づく」というのをおり込みたかったやつ。結果たまゆらは欄外に。炎上的なニュアンスではなく、純粋なるものとして火と彼女を重ねたかった。七草にちかは火だと思うので。

 

 

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花に染む」という漫画のタイトルがめちゃくちゃかっこよくてシンプルにそこからパクってしまった。引用元である西行の「花に染む 心のいかで 残りけん 捨て果ててきと 思ふわが身に」の意味も踏まえつつも少女漫画チックな解釈もしつつ。

 

 

 

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イラストを見ながら「穴をあける」 って予定を守れないときにも使うよなーという所から発展させて考えたもの。
特にpSSRのカードイラストはすごくP側を信頼してくれているようなシチューエションが多くて、ちょっと気後れしてしまう個人的な感覚があり、その反逆として裏切ってしまってもなおそれを赦してくれるような甘えを入れ込みたかった。

もはやアイドルを輝かせようという目的を完全に見失い、自己嫌悪と酌量のみで突っ走ったので個人的には好き。(企画としてはダメだろ)

 

 

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こねくりまわした結果、抽象表現に逃げてしまった感ある。イラストが、狭い隙間からのぞき見るような構図だったので、罪の意識として「檻」を持ち込んで、その意識を両者共有してしまったような相互性も表現出来たら・・・と失敗作を説明するのダサすぎ。やめだやめ!しゃべればしゃべるほど樋口の目が細くなっている!

 

 

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アイドルになってきっとこれまで以上に離れている機会も増えたんだろうなぁと思いながら作った。アンカーボルトソングのシナリオもイメージしつつ。これはもう絵が良すぎるからなんとでもなる気がする。

 

 

 

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締切近くになって、最後のために作ったもの。夏の終わり感を出したかった。こういうコピーっていかに日常のなかの「かけがえなさ」を切り取れるかという部分のセンスが問われる。結果的にはうーん・・・。

 

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また今年も恥ずかしいことを書いてしまったな。次作を振り返ってぐだぐだと・・・。

でもシャニマスに触れているときってポエジーが高まってる一時でもあるので、これからもこういうアホをやっていきたい。来年も頼むな。

 

シャニマスサマーアイドル2022