11/7追記
今見返したらツイッター上のサマーアイドル投稿ぜんぶ見れなくなってる・・・?画像保管してなかったの残念・・・
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#シャニマスサマーアイドル2020
シャニマスサマーアイドル2020、それはポエムバトルの様相を呈したひと夏の思い出・・・。
お題となる夏のアイテムや行事が発表され、それに合うようなカードイラストとオリジナルのキャッチコピーを添えて投稿するという企画。
急に餌をブチまけられ慌てふためく感傷だらけのシャニマスP。いまシャニマスに熱中しているようなオタクは情緒をこじらせることと紐とくことに快感を覚える連中しかいないので親和性がバカみたいに高い企画なのだった。まさかオリジナルポエムで勝手に文脈を付与していいぞ!と新しい遊びの場を得てしまった。
最初は自分も企画がよく理解できなかったが、開催されると同時に衝撃が走る。
【#シャニマスサマーアイドル2020 開催中! 1/3】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) 2020年7月21日
「サマーアイドル2020」を開催中です!
今回はアイドルのみなさんに、夏の商品をPRするお仕事をしてもらいますよ~
商品PRに臨むアイドルのみなさんのコメントにも注目です♪https://t.co/SZFJohhbDh#シャニマスサマーCP2020
企画ページがリリースされるや否や、いやもうこれ”正解”だろ!!と爆笑しちゃったな。「ぼくらは乾いてる、いつだって」というコピー、ノクチルというグループの性質とドラマ、そして水分補給飲料、すべてがシナジーを生んでいる。
いま振り返っても明らかに正解だ。だからこそ、がぜんワクワクしてしまった。もとよりブログでポエム吐き散らかしているので羞恥心もなにもないのである。
というわけで本日9月16日、夏の気配も静まったこの頃、シャニマスが2020年の夏を締めくくった。受賞作が発表されました。
【サマーアイドル2020 動画&イラスト公開!1/2】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) 2020年9月16日
プロデューサーさん、お待たせしました~!
「サマーアイドル2020」にて選ばれた「輝いたアイドル」たちの、オリジナル動画と描き下ろしイラストが完成しましたよ~
まずは、動画からご覧ください♪#シャニマスサマーアイドル2020 #シャニマス pic.twitter.com/xkLLtzratv
【サマーアイドル2020 動画&イラスト公開!2/2】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) 2020年9月16日
続いて、描き下ろしイラストです!
プロデューサーのみなさん、「サマーアイドル2020」にたくさんのご参加ありがとうございました!#シャニマスサマーアイドル2020 #シャニマス pic.twitter.com/Iw9g0It3t3
透をペットボトル越しに見たくてPCにペットボトルかざしてる
— かのはら💫28/50 (@kanohara8) 2020年7月21日
サマーアイドル2020https://t.co/oHEf3A9VkM#シャニマスサマーアイドル2020 #浅倉透 #SMOOTHWATER
うめぇ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
シンプルに、イラストとキャッチコピーが響き合っている。自分もこのイラストを使った投稿はしたんですが、必要だったのはこの視点だったんだ、と。商品を購入し飲んだあとのドラマに目を向けているので販促コピーとしての役目も効果的にこなしている。抜群にいい。ポエジーの瞬発力と、企画の意図を汲んだ広告作品としての完成度のバランスが完璧じゃないか。すばらしいですマジで・・・。
というわけで説明終わり。ここから自作の反省会です。
一人反省、全体としては
・企画の意図を無視し情緒に振りすぎた
・趣味のまま書いたらどこか後ろ暗く、ポジティブとはやや離れた(広告のキャッチコピーとしては……)
・シチュエーションの再現を目指しすぎてスッキリしないコピーに陥りがちだった
え?ガチで狙いに行ってたの?って思われるかも知れませんが、ガチでした。
動画になるということは読んでくれるはず!という見込みは当たっていて、自分のポエムを声優さんに読んでもらえる機会なんてなくない!?とテンション上がってたんですが、思えばその気持ちがデカすぎて広告企画の意図を無視してしまっていたんだよな……ガチ反省でしょこれ・・・
コピーの勉強するためにこの本を買って予習しました。勉強にはなったけど、まーじでコピーライターってめちゃめちゃ頭をひねってシンプルな言葉を紡いでいるんだと再認識。
ひとひら、影まで夏模様
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月23日
サマーアイドル2020https://t.co/Xp3HFXx7zI#シャニマスサマーアイドル2020 #櫻木真乃 #SMOOTHWATER
最初に作ったもの。
お題から考えていって、水分補給=生命にとって必要なもの=生命力=ひかり、等と接続していって光と言ったらイルミネ。当時実装されたばかりでこのイラストの魔力に取り憑かれていたこともあり、真乃に決定。
「みずから」という部分の掛け言葉がフックとなる構成にしたんですが、無理やり感みたいなのが出てしまっておりイタいな。駄洒落は主張させすぎずにさらっと飲み込ませたいんですけど、駄洒落に気づいてもらいたい感が出すぎているというか、それナシでは成立しないコピーなので失敗と思う。
サマーアイドル2020https://t.co/vnrGXFCs02#シャニマスサマーアイドル2020 #浅倉透 #SMOOTHWATER
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月25日
かなり趣味に振っているのでお気に入りですが、広告コピーとしてはまどろっこしすぎる。受賞作品と同じイラストなので比較ができてしまうんですよね。描きたいシーンや感情を抽象化するにあたっての削ぎ落としがまだまだ足りていなかった。
意図としては、おそらくたくさんの人がやるであろうボトルを覗き込んでいる側ではなく反対をやりたかった。覗き込まれている女の子からの視点ですね。そこに透の名前だったりボトルの透明感から「見透かす」という強めのワードを選んでねじ込んでみた。イラストのまなざしとコピーのあわせ技で読んだ人をドキッとさせるのを目指したんですが・・・・・・うーむ。趣味として「それでもなお許容されていたい」という虚ろな願望を出してみたものだがつまりこれもう商品のコピーじゃねえ!!
閃光で描いた夏模様
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月25日
サマーアイドル2020https://t.co/fENa6vjvPD#シャニマスサマーアイドル2020 #小宮果穂 #SMOOTHWATER
衣装ポエムで「マジック・アワー」が出てきたので、それに近いオサレ語感の気象用語を探して見つけた「ブルー・モーメント」を使った。しかしコピーは愛唱性も重要という点が完全に抜けていた。またブルー・モーメントを使いたすぎて前フリがおざなりである。
夕暮れや夜明けにごく僅かな時間のみ見れるという現象らしく、それにあったイラストを選択。結果的には放クラがもつ青春感、永遠感(概念)にうまく共鳴すればいいかな・・・と安直に出した。見直すのもはずかしい失敗作・・・。
夏はかがやく
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月28日
サマーアイドル2020https://t.co/m5UQOVtLfn#シャニマスサマーアイドル2020 #月岡恋鐘 #SHINYSUNUVcare
他の人の作品を見て、アイドルの名前をうまく組み込むとカッコいい!!ということに気づいてやってみたもの。それだけに発想がとどまってしまい、UVケア商品のコピーとしてもはや何を言いたいのか意味不明になってしまった。夏は昼だけじゃなく夜にもドラマが待ってるぜ!という方向に持って行きたかったんだが完全に方向性を間違えている。まぁ、こがたんのイラストでは1番すきなカードなのでそれでひとつ作れただけでも満足ということにしておく。
サマーアイドル2020https://t.co/THgSxhO60a#シャニマスサマーアイドル2020 #園田智代子 #SHINYSUNUVcare
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月28日
逆に真正面から商品のコピーということを考えてトライしてみたいのがこっち。自分が日焼け止めを使うことがほとんどない人間のため、そもそも製品として訴求すべき要素も巷の例もほとんどわからなかったのでとりあえずアネッサの過去のCMを見まくった。「憂、燦々」は名曲だよなぁ。なおMV。
女性目線で、肯定感を出して、夏を楽しむ姿勢を意識した。研究をして臨んだため結果的には納得のいくものが作れた気がする。思いつきではなく練り込みって大事。でも遊び心のようなものに欠けている気がする。でもそうやって付与させすぎると結局まどろっこしくなりがち。コピーライターって職業の凄さを認識しましたね。
いかんのか?
— 漣 (@sazanami233) 2020年7月28日
サマーアイドル2020https://t.co/TzwjNaIQL6#シャニマスサマーアイドル2020 #田中摩美々 #SHINYSUNUVcare
いかんでしょ。
なんでもいっか
— 漣 (@sazanami233) 2020年8月4日
サマーアイドル2020https://t.co/BLB4Kf4bc0#シャニマスサマーアイドル2020 #浅倉透 #納涼花火大会
お題は花火。天塵の直撃をうけ、あのエピソードのヤケクソみたいに美しいラストシーンになにを叫ぶのだろうかと考えて作ったネタ。個人的に気に入っている。「たまや」「かぎや」をど忘れした結果、「○○○や」のノリで透が「ハレルヤ」って言い出したら楽しいなとひとりでニヤニヤしていた。(そんなヤツおるか?)あの場面で、意図せず祈りの言葉を空へ投げていたとしたらそれもそれで美しいかなという勝手な願望も込めて。
しかし透という女の子を掴みきれていない感触の中で、かなり勝手な二次創作をしてしまったような後味もあり複雑な思いに駆られる。浅倉透、永遠にわからん。
サマーアイドル2020https://t.co/OUEXgK7Gt7#シャニマスサマーアイドル2020 #櫻木真乃 #納涼花火大会
— 漣 (@sazanami233) 2020年8月4日
見返すと面白みがないなぁ。田舎の公民館前とかに貼ってあるような、地元のちいさな夏祭りのお手製ポスターみたいなノリをイメージして作った。考えて作るとついつい言葉を増やしてしまいがちだったので、欲望を振り払って極力シンプルなコピーを目指したんですが・・・・・・コピーとしては強いワードだったり視点だったり語感だったり情緒だったり、フックがないと見どころもないですね。
サマーアイドル2020https://t.co/e1uC6zkVXe#シャニマスサマーアイドル2020 #大崎甜花 #納涼花火大会
— 漣 (@sazanami233) 2020年8月4日
安易だけども・・・。動き出す一瞬の緊張のようなドラマ性を入れてみたかった。花火そのものではなくて花火によって不規則なリズムで照らされる相手の顔や響く音なんかを想起してもらえるようにしてみたかった。「合図」というワードでなにかこの次の瞬間にはじまるような奥行きを出したかった。
全部「かった」です。シチュエーションというか考え方自体は好み(まぁ自分で考えてるので当たり前)なんですがいまいち踏み込みきれてなかった感があり、花火大会×このイラストのネタでもっと自分なりに深堀りしたい。リベンジがしてぇ。たぶん次には正解が出せるんだ・・・。畜生・・・・・・。
同じイラストを使ってLINE上で友人と共作したものもありますが、今回の記事では割愛。
https://twitter.com/sazanami233/status/1292481989002457089
以上。なんのイベントもなかった2020年、夏。めちゃめちゃ楽しい記憶をくれた企画でした。
まさか公式提供のもとでシャニマスオタク同士でポエム合戦ではしゃげる夏が、そんな夜が来るなんて。楽しすぎるでしょ。絶対に来年もやってほしいです。ツイッター上で恥ずかしげもなく性癖にじませながらまたポエムづくりをしたいんです。今度はもっとマジメにやるから・・・・・・いやどうかな・・・・・・。
目標をもってコンクール企画的なものに挑んだことも久しぶりで、いい刺激になりましたね。結果できあがったもんは上の通りで、納得のいくものばかりではないですが、
これは、こんなでも、おれの夏の証明なんですよ……
9月16日。今日はノクチルのCDデビューの日でもあります。
2020年の夏、終わったなあ。この夏のエンドロール「あの花のように」を聞きながら今日は終わります。来年の夏にはイベントもいけるようになっているといいですね。
#シャニマスサマーアイドル2021