「正直どうでもいい?」

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GWがヒマすぎてプレイした「SEKIRO」

「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」をプレイしています。 ひとまず1週目は終えてボチボチ2週目の梟を倒したくらい。

FC2ブログからこっちに引っ越しをきたときに、もっと気軽に漫画レビュー以外の記事も書こうと思ってたのにやっぱり腰が重くなってしまった・・・。ので、急に軽率にゲームの話を書いてみる。

高難易度ドM向けと名高い、1年前にリリースされたフロムゲーですが そもそもフロムのゲームは過去にPS3でダクソ2をやっただけで、しかも普段アクションゲームほぼ触らない人間なので、発売前から知ってはいても買う未来は予想してなかった。

あまりにゴールデンウィークがヒマだから・・・買っちゃったよね・・・。

予定していたコミケ文学フリマシャニマス2ndライブも白紙となり、そもそも世間の状況的にものんきに外出なんてしてられない長期休みだったので 熱中できるような、普段なかなか触らないタイプのゲームでもやってみるかと。

そんなわけで世間の盛り上がりから1年遅れの感想です。

 

 

1週目の話。なるべく攻略サイトは見ないようにしつつ、ボス戦で10回以上死んで脳みそがふつふつとしてきたらyoutubeなり攻略サイトなりで研究、みたいなスタイルでやっていました。

まずオープンワールドゲームをちゃんとやったこと自体が初めてという始末。

RPG的な、新しいマップをクリアしたら新しい街があり、新しいダンジョンにいけるようになる・・・的なのに慣れすぎていた。 例のごとく初心者ハンター赤鬼さんに詰まるも、特性武器である火吹き筒はそれまでのルートにはないのが「え?」となるレベル(3年前の回想編にもぐって獲得するアイテム)

目指せる先は複数あり、同時進行的にプレイしていくことでちょうどいい難易度で進めることができる構成・・・だと思われる

・・・はずなんだが、そもそも別に特性武器を必要としない・特にムービーなんかも流れない中ボスでメチャメチャ死にまくるので、ストレスで脳みそがギンギンになりながら20回も30回も死んで最後はなんかしらんけど勝った(パリィがめちゃめちゃ冴えてた)、みたいな茫然としたなかで達成感を手にすることになる。特性武器なんかなくてもとにかく50回くらい死ねばなんとなく行動パターンがわかり、パリィのタイミングもつかめていくのは確かに上達の実感があり、ゾクゾクするポイントだった。

オープンワールドも初、死にゲーも初、という状況で進めつつ メチャメチャかっこいいバアアことまぼろしお蝶さん、 中盤への入り口こと弦一郎くんでそれぞれ50回くらい死んだころにはSEKIROというゲームがつかめてきた感じがある。

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まじで死にすぎてこのゲームやめたろかなと思った弦一郎くん戦

そもそも攻略サイトや攻略動画で予備動作を学びスキをつくコツやパリィの感覚を身に着けたところで、実際にプレイしている自分の反応速度までは急には上げられないのは当然の事。 とにかく間合いやテンポに順応できるまでプレイして死にまくるしかない。 死ぬたびにロード時間が10秒くらいあるのがマジでストレスになっていくのだが、まぁあのグラフィックを瞬時に読むことはなかなか厳しいのだろうか・・・。

個人的に大変だったのは弦一郎、獅子猿、破戒僧、梟、ラスボス、あと怨嗟の鬼。どれも50回は死んでるしラスボスに至っては200回くらい死んだ。

確かに高難易度で、こんなにゾクゾクしたボス戦はひさしぶりに体験したくらいの充実度があったゲームなんだけれど、ゲームにおける「むずかしさ」って何だろうなということを考えさせられた。

理不尽な判定や初見殺し、敵の高ステータスに追いつけない。繊細な操作を長時間強要される。というのはSEKIROにも確かにある要素なんだけど、 「動作でわかっていたのに、操作が追い付かなかった」 「焦って違う入力をしてしまった」 SEKIROにおけるミスはほぼぜんぶこれだと感じる。たしかに手掛かりは少ないのだけれどちょみとることはできる、その中で最大限のプレイができなかったのは自分のプレイミングのせいなんだよなぁ。

ゲームの出来や調整に不満がいくのではなく、自分のプレイングだと素直に感じられるギリギリの調整がされていて、そこがフロムゲーがここまで愛好家に愛されるゆえんなのではと感じた次第。 やってるとすごく集中できて、何十回も死んだボス戦をクリアしたときはまじで地震かと思うくらい体が揺れて、なにかと思ったら下半身が痙攣してた(実話)

不満をいうなればさくさくリトライしたいのに死亡後のローディングが気になることくらいかな・・・。付け加えるならば、ルート確定のフラグがわかりにくいんじゃ!とか、ボス戦が長すぎるんじゃ!とかもあるんだけど、まぁそこはこのゲームらしさでもあると思う。

1週目は不死断ちルートでENDを迎えました。

2回目の平田屋敷なんて入りかたがわからなかったし、かなり取りこぼしもしてしまったので2週目ではそこらへん攻略サイトみながら詰めていきたいところ。

そもそも1週目で九郎から手作りおはぎもらったから、大事にしようととっておいたのに、まさかその場で使用することが正解だったとは・・・たしかに食べてみてくれって催促されたけど・・・

進行パターンでNPCとの小イベントも変化していくのでいろいろ見て回りたくなっている。 SEKIROクリア後にちょっと積んでたペルソナ5Rも触ってクリアしたので(3学期以降)、ぼちぼち進めていきますね。

1周目ではあんなに苦労した梟に一発で勝てたときは脳汁出まくってシビれましたね。 プレイヤーの腕そのものの上達を感じさせてくれるいいデザイン。 ほかのゲームに浮気してから戻ってくるとまた勘を取り戻すのに1時間くらいかかるのが辛いところ。

そんな感じでSEKIROの話でした。