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かわいいお姉さんと愛し合う、なんと素晴らしいことか『ふたりの恋愛書架』1巻

ふたりの恋愛書架 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)ふたりの恋愛書架 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
(2013/02/12)
ヤマザキ コレ

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   だから秋生くんが欲しくなったんだよ 「ふたりの恋愛書架」1巻の感想です。 ノーチェックだったんですが新刊売り場で表紙を見てビビッときまして、そのまま購入。お姉さんと男の子の年の差イチャラブ漫画!もうこの時点で素晴らしいな(はやい しかもいきなり第一話で結婚の話になってしまうといスピード展開。 そしてこれまたヒロインのお姉さんがかーわいいんですよ、これがもう。 主人公の男の子と一緒にいることで可愛さ2倍。もう夫婦でいいよ。 自分と同じく、この表紙絵でグッときたなら読んでほしい漫画ですね。


2人は京都の古本市で出会います。 少年秋生くんと、古本屋をやっているカナコさん。本を通じて意気投合した二人は、すぐに波長もあって仲良くなって、そのまま結婚へ! ・・・とは現実にはいかないですけれど、それ意識した付き合いを始めることになります。 ただただ、年の差カップルの可愛すぎるお付き合いを見ていたい、という漫画。シンプルだからこそハマれば強力に惹かれてしまう。 なんせストーリーの始まりの段階で、秋生くんは中学生ですよ。 それでこんなかわいい年上お姉さんとイチャラブ三昧。 恋愛書架13 中学生男子に結婚を迫っちゃうカナコおねーさんですよ。 かわいい系おねえさんに積極的に絡んでこられて、しかも向こうから結婚しましょうとまで言われちゃう。ヤバい詐欺であったとしても、そりゃ舞い上がっちゃうさ男の子。実際そのまま甘い甘いイチャラブ生活が幕を開けるわけですから、たまりませんわ・・・。 ニヤニヤするのはカナコさんがストレートに愛情表現をしてくるってこと。 秋生くんはわりと素直になれなくて、思春期の少年らしいもじもじした様子をいっぱいみせてくれてそれはそれで可愛いのですが それを見透かしたようにカナコさんは自分から迫っていくんですね。 ここのやりとりがめちゃくちゃ可愛くてお気に入り。 恋愛書架11 秋生が抱きしめたらすっぽり収まっちゃいそうなサイズ!ちぃちゃいおねーさんかわいいよ!!秋生くんが体おっきめだということもあるけれど。2人にとってどんな身長差があるのかってのが大事だよね。 でもねえ。思春期の男子の結婚しましょうって迫っておいて、でもまだほっぺにキスだけで我慢ねとか、だいぶヒドいですよねカナコさん・・・・・・!!!! 秋生くんには頑張っていただきたいね。年下お姉さんをあわあわ恥ずかしがらせるのは年下彼氏の重要な任務である。お姉さんが焦らしプレイを仕掛けてこようとも若さでそれを乗り越えていけよ、な。(願望丸出し) まぁ極端なことを書きましたけど、実際秋生くんは性欲が薄いように見えますね。 まぁあんまりがっついてる男子が相手だと、この作品のムードも壊れてしまうかもしれないんでこれでいいんですが・・・やっぱり思春期男子のちょっとした暴走やら暴発やら、怖そうになっちゃう秋生くんがみたいですよぼくぁ。それでカナコさんによしよし慰めてもらいながら、やっぱりおあずけ食らう秋生くんを妄想して自分で悶えています今。 けれど、ただ甘いばかりではなかったりして。 2人を引き合わせたものは、本の趣味だけではなく、「不在」の共鳴。 ああ、この人は自分の同じだ。同じ寂しさを持っている。きっと同じぬくもりを求めている。だから一緒にならなくちゃいけない。 それを本能レベルで察知したからこそ、カナコさんの求婚です。 でも別にさみしさを紛らわすための、慰め合いの関係なんかじゃない。確かに幸せになれると信じたから、思い切って踏み出した。 性急なくらいで、都合がいいとも思えた第一話の展開。しかし読み進むにつれ違和感は吹き飛んだ。一目惚れにちかいスピードは、きっとこの2人には必要だったのだ。 あとに残るのは好き合う幸福ただそれのみ。 そして話はもとに戻るのである。イチャラブ最高です!! 身も蓋もない言い方をすればこの2人の性行為が見たい。見たい。見たい。 最初は結構お姉さんとしてのポジションを維持していたカナコさんですが、だんだんとそういう意識が溶けていったように見えます。 それでも「相手は年下の学生の男の子なんだから」と、配慮をしているようには見えますが、年下相手にみっともなくすねちゃったりして、甘えん坊になっちゃったりして。 恋人になってなんの遠慮もなくなっていく過程が、気持ちがいい。 知り合って、お付き合いが始まって、同居が始まって・・・と、順中すぎるステップアップもいい。ぜひとも結婚式まで行って欲しいものですわ・・・! 恋愛書架12 年なんて関係ないって始まった関係でも、やっぱり、こういうお姉さんからのリードのようなものに、ドキドキしちゃう。関係なくても始まったからには、年の差だって楽しんだほうが良い。


というわけで「ふたりの恋愛書架」1巻の感想でした。 ラブストーリーが主ですが、古書やマニアックな作品のネタも繰り出されるので、小ネタとしてそういうものも楽しめます。 サブキャラたちもちらほらと顔を見せます。でもあまりストーリーに絡みませんね。今後絡んでくるのかな。でもこの作品は秋生とカナコさんのクローズドな描写にキュンときているので悩ましい。この作品で、このサブキャラ(特にクラスメイトたち)がどう描かれていくかも結構気になっているので。 まぁともかくお姉さんかわいい!年の差カップルかわいい!とそんな漫画ですよ。じんわり心温まる、どころじゃなくテンション上がります。むひょむひょしてます。 次の巻も、たっぷりたっぷりと甘く仕上がっていることを楽しみにしつつ、またカナコさんたちの愛おしさを噛み締める作業に戻ります。贅沢を言うならもっと性的な関係を見たいですね(真顔 『ふたりの恋愛書架』1巻 ・・・・・・・・・★★★★ 年の差カップル。お姉さんに愛されちゃう系漫画。こういうの大好きです。