「正直どうでもいい?」

漫画 音楽 娯楽

伊勢に「半分の月がのぼる空」聖地巡礼に行った話。

おお・・・久しぶりにカテゴリを「半分の月がのぼる空」にするな・・・! 今回はいつもの漫画感想じゃなくて、レポ更新みたいなことをします。

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
(2003/10)
橋本 紡

商品詳細を見る

中学時代に読んで、未だに愛している「半分の月がのぼる空」という作品がありまして、好きすぎて実写映画の撮影にエキストラ参加しにいったりしたんですけども、その「半月」の舞台が伊勢市。 今回は別件で伊勢に行くことになったんですが、しかし伊勢に行くからには半月の聖地行かなきゃだよなと、ふらふら~っとうろついてきたのです。 2度目の伊勢訪問でしたが、今回も非常に楽しかったです。とゆことで以下画像たっぷりレポ。  


(以下、画像はクリックすると大きくなります) 自分は今愛知県に住んでいるので、伊勢があるのはおとなり三重県。 さて移動をどうするかってとこで、電車を選べば安かったのですが、どうせならと 2012022309220000.jpg イエーイ伊勢湾フェリー コレに乗って愛知から伊勢に近い鳥羽市に乗り込もうってことに。 あいにくの雨でしたが、冬の伊勢湾を船でわたるということでワクワクしました。 2012022309370000.jpg 海なし県岐阜に生まれた自分は船というだけでテンション上がるのでどうでもいい写真も撮る。 2012022310160000.jpg なんだか風景もいい感じじゃないですか。 大雨ではありませんでしたが小雨が降り、冬の海風はかなり冷たかったですが、そこはとりあえず盛り上がっておく。睡眠時間少なくて死にかけだったけどムリにでもテンション上げる。 たまにイルカが見えるという話を聞いていたのでずっと室外に出てました。 しかし伊勢湾フェリー、ちょっと前に廃止になりかけたという話を聞きましたが、それも納得の利用客数でした・・・大丈夫か・・・まぁ平日の朝だったのでそのせいもあるのかな・・・。 しかしひとまず鳥羽に到着。フェリー乗り場のすぐぞばに鳥羽水族館があるんだなぁ。 でも今回はいけないのでガマンして電車に乗り込み伊勢へ。 2012022315180000.jpg きたー! この画像のは伊勢市駅まんまえですぐ見つかるんですが、これもアニメ半月的には聖地。 しかし縁の地を全部回るというのは時間的に厳しかったので、予め予定は立ててました。 まずは「まんぷく食堂」さんにからあげ丼に行くぞーフー! 2012022311500000.jpg まんぷく食堂は宇治山田駅のすぐそば。 入った途端に店員さんから「『半月』ですか?」と尋ねられる。なるほど、半月ファンはオーラで分かるということか。流石はまんぷく食堂店員、鍛えあげられている。 席に座ると店員さんがいろいろ持ってきてくれる。ファン交流ノートだったり、作者の橋本紡先生の直筆サイン色紙だったり。 前回来た時は色紙は1枚だったけれど、なんと今回は3枚に増えていた。 しかも橋本先生、今年に入ってからもまんぷく食堂を訪れていたことが判明!むふー! まぁなにはともあれからあげ丼を食べる。 2012022312140000.jpg からあげ丼ッ! これがお目当てのからあげ丼です。相変わらず、ウマイ。 しかし一緒にからあげ丼食べたヤツの方がコショウが濃かったみたいで若干のジェラシー。くそっ、からあげ丼はむせるくらいのコショウが必要なんだよ!まぁ自分のもきっと平均的な丼ものとしてはコショウはかなり多めだったはず。唐揚げ自体にしっかり味付けがされており、マイルドかつスパイシーな味わいが、お肉そのもののジューシーさと合わさり絶妙に美味い。美味い・・・。美味い・・・・・・・。 ファン交流ノートにも一応さらりと「漣」名義で書いてきました。 2月末あたりに自分のコメント見つけた人はわらってやってくださいな。 さて、からあげ丼で腹を満たしたら次なる目標は「砲台山」。 半月のおいて非常に重要な意味を持つこの地は、宇治山田駅から歩いて20分ほど。 移動の間にもう1つの半月聖地を発見できるので、このルートは半月的にオイシイ。 2012022313020000.jpg 小田橋。アニメにも登場しましたね。 歩いててこれが見えてきた時にはテンション上がりましたねー! そしてこれを通り、さらに進む。砲台山へは、住宅街を進むのです。 この橋から砲台山へ迷わずに行くことは難しかったのですが、なんとか無事到着。 裕一と里香が必死に登ったであろう道は・・・なんと土砂崩れで登山禁止に。 というのは事前に知っていたので別のルートから進行。 すぐそばにある小さな公園から、砲台山に登れる別の道が作られているのです。 でも・・・ちゃんと里香たちと一緒の道を歩いてみたかったなぁ、残念。 2012022313280000.jpg 雨のせいで足場が危なかったのですが、歩ける程度には整備されていた山道を進む。 砲台山はそう高い山ではないので5分もあれば楽勝で山頂でございます。 2012022313450000.jpg うおおおおおおお!!指映った!!!! とゆわけで念願の砲台山に到着。登る途中に半月の絵馬もあったりしてテンションあがりましたが、やはりここは半月における最強の聖地。前回の伊勢訪問でも来れなかったので、今回が初。 なるほど、ここであの2人は・・・と思わず原作を思い出し、猛烈にニヤつきながら探索。 砲台山のこの石碑の段は結構高くて、たしかにこれに登るんなら里香は手こずるわなと。 登って見えた風景がこちら。 2012022313430001.jpg 半月の最大の聖地で、半月の舞台を一望できるこのよろこび! そしてこの石碑の影には、これまた嬉しいモノが。 2012022313430000.jpg なにかある・・・! 2012022313420000.jpg 「お前が来い」いただきましたー!! このボックスはファン交流ノートや記念品などが収められており、ファンがともに半月の物語に思い馳せつつ愛を集結しておりました。自分ももちろんノートに書き込む。 ボックスには半月の原作本がおいてありましたが、その中には 2012022313350000.jpg 中国語版・・・!? ファン交流ノートを読んでみたら海外からきてる人もいて、改めて半月のエネルギーハンパねえぜと。あれ読んだら聖地巡ってみたくなるもんねえ。 でも言っておくが、俺も海を渡って伊勢に来たんだぜキリッ(伊勢湾


そんなこんなで砲台山を降り、あとは伊勢市をぶらりぶらり。 裕一は伊勢の町を気に入りながらも「退屈な町」と卑下していましたが、たしかにすごく静かな町でした。だから観光客じゃなくここに住んでる若者にとっては、なるほどそういうものなんだろうな。改めて裕一と心通わせられた気が。何もない町とはいいませんが。 しかし今やこの町には裕一と里香がともに生活しているのです。この静かな町に、確かな幸福がある。フィクションに過ぎないですが、そう信じてしまえるのです。 おもいっきり深呼吸して伊勢の空気を吸い込んできましたとも。あの2人に幸あれ。 帰りも伊勢湾フェリー。夜の船旅もなかなかいい風情でしたね。 ・・・ということで、なんかとっ散らかりましたけど、砲台山巡礼レポでした。 今度はもっと時間たっぷりとって伊勢回ってみたいですねえ。 せっかく愛知に住んでるんだからもっと頻繁に行きたいんだけども・・・。