「正直どうでもいい?」

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星奈ルート爆進のオリジナルストーリー 『僕は友達が少ない+』1巻

もうタイトル間違えない。

僕は友達が少ない+ 1 (ジャンプコミックス)僕は友達が少ない+ 1 (ジャンプコミックス)
(2011/10/04)
田口 囁一

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   また一緒に頑張ってみようぜ 『友達作り』 凛々しいヒロイン!の額に「肉」!目立ちますねぇ。残念感もこの作品らしい。 さて、ジャンプSQ19で連載されてる「はがない+」1巻です。 MFのアライブでも漫画版が連載していますが、こちらの「+」はオリジナル要素が強め。 今日はこの漫画の感想をー。 ところでアニメも放送されてますが、まだ1話も見れてません。関東羨ましい。


オリジナル要素が強いと書きましたが、どのように違うのか。 大きいものとしては、恋愛色が濃いということがあると思います。設定なども微妙な違いがあって、原作者あとがきでもありますが、パラレルの世界観として展開します。 小鷹と星奈と夜空の3人の関係性をメインにしたもので、オープニングから星奈ルートを直進してるなというのが分かります。まず隣人部誕生のきっかけであるイベント・小鷹が放課後の教室で遭遇するのも、夜空ではなく星奈です。 コメディをやるにしても、原作より明らかに意識して恋愛要素が加えられていますね。 特に星奈ファンにとっては、彼女のいろんな表情が楽しめるいい漫画版になっているのでは! 一方、メインがメインキャラが揃い切らないままに物語が盛り上がっていきます。理科・幸村がこれっぽっちも出番がないので、彼らのファンは寂しいかもしれません・・・。 さて、そんな「+」ですが、やはり星奈をメインに据えたストーリーということで、とにもかくにも彼女の魅力があふれる内容となっています。 強気だったり弱気だったり、慌ただしい星奈の恋にニヤニヤしてしまいますね・・・! しょっぱなから好感度高めでスタートしてるのか、マジで速攻ラブコメ展開! 友達になったもののまだぎこちなく、でも一緒に過ごすにつれ友情とはまた違う感情が芽生えて行く。とくにデートをする回の破壊力はなかなか素晴らしいものがありましたね。 20111016232238.jpg ふへへへへ。 今後さらに盛り上がっていってくれることが期待できます。 しかし1巻のラストはやや修羅場っぽい空気が・・・。大部分オリジナルなのでストーリーがどう転ぶのかも大きな楽しみですね。 星奈がメインではありますが、夜空も負けてはいません。 夜空の心理描写も優れていて、微妙な表情の変化が見逃せません。 かつて親友をを想いながら、今自分はどうすべきか・・・曖昧なような寂しげな笑を見せます。 そして彼女といえばの名シーンもばっちり存在!タイミングとしては本来のイベントが星奈にすり変わってしまいましたが、出会いの仕方そのものは変更なし。 20111016232242.jpg ドヤァ 「エア友達と!」と自慢気。ここまでドヤ顔きめて言い放てるのってやっぱすごいな! あとこのシーンの髪の質感が好きな感じ。なんとなく。


やはりこの漫画版は2人のヒロインに焦点を絞ってあるようです。 主人公を巡る2ヒロインのやりとりがこの作品最大の見所。 ラブ重視のストーリー展開はキャラのファンからしても魅力的なのでは。 第1話のころはまだ若干線がカタいかなと思いましたが、回を重ねるにつれてやわらかーくなってきて、読みやすくかわいらしくなってきたなと。 第2巻は来年の春ごろ発売ということで、「はがない」シリーズの1つとして続きが楽しみです。 生意気だけど弱気な女の子、星奈の恋の不器用さに悶絶するコミック版です。 20111016232246.jpg僕は友達が少ない+』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆ ラブコメ度高め、星奈メインのオリジナルストーリー。肉かわいいのう。