「正直どうでもいい?」

漫画 音楽 娯楽

赤面女の子のパラダイスだった。 『ファミレスの住人』/『帰れない二人』

せっかくコミティアでオリジナル同人誌を買ったので、いくつか感想を書くとします。 書きたい本は結構あるので、しばらくこんな感じのやや短めな同人誌感想記事を続けてみようかなと思います。同人誌感想はこのブログ初ですね。 20110514160436.jpg ミルメークオレンジ水あさと先生のコミティア96新刊「ファミレスの住人」です。 深夜のファミレスに集いだべる若者たちを描く短編となっているのですが ギャグを多分に盛り込みながらもしっかりラブコメ的盛り上がりを作り出しています。 ヒロインの女の子はあまり女の子女の子してない娘で、男たちの集まりに女の子1人で入ってくるなど、あまり男女を気にしない性格であることが序盤からは伺えるのですが その男達からの突然の愛の告白を受け同様し、急にしどろもどろになってしまうのです。 真っ赤になった顔を必死に隠そうとしたり・・・男達からの告白連打に「らめぇぇ(ビクンビクン)」とか叫んでいたりああああーかわいいいー!!ヒロインの赤面でご飯何杯いけるかな! 全編コメディチックではありますが、重要な部分ではしっかりと読ませる雰囲気。 現在はとら通販でも取り扱ってるようですのでチェックしてみては。 http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0020/00/89/040020008975.html もいっちょ水あさと先生の本。 20110514160429.jpg 2月に開催されたコミティア95で初売りがされた「帰れない二人」。 遅ればせながら今回のティアで購入したのですが・・・・・・ヤッバイです。 卒業式の日、これまでずっと自分に意地悪してきた男の子からの、まさかの告白。 それ受け主人公はこれまでの彼の悪行を回想し、どんな反撃をしてやるかと企てますが・・・ 作家さん自身「泣き顔描いて見たくて作りました。」と言っているとおり、1ページまるまる使って描かれた主人公の泣きのアップから、続く嗚咽、そして駆け出す一連の流れにはテンション上がる上がる!鳥肌モンですよこれは! 短いページ数でしっかり成立した物語。うあーツボすぎる。 コミティアでは最初凄い行列ができていてびびった水あさと先生のスペースですが、このような作品を届けてくれているのであればそれも納得というもの。 次の新刊も楽しみですね。・・・・・・問題は俺が次のティアにいけるかどうかという点。