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CLANNAD 光見守る坂道で 感想

CLANNAD 光見守る坂道で―Official Another StoryCLANNAD 光見守る坂道で―Official Another Story
(2005/11/25)
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   Il va au gisement de lavende. アフターのアニメもいよいよ開始、けれど東海地方は放送3週遅れ! そんなCLANNADの、原作ライターさんたちが書いたサイドストーリー集。 様々なキャラクターに焦点を当てた全16話。 致命的なネタバレを避けつつ、がんばって個別感想行きたいと思います。 まぁ表紙で時点で軽くネタバr   01.勇気を出して (渚) 本編開始の一年前、渚が3年生に進級したころのお話。 実はこの時点で朋也たちとは(間接的にですが)知り合っていた、という、なかなかにニヤリとさせられる作品。今作で一番多い「過去のエピソード」シリーズ。   02.ワンピース (ことみ) ことみルート ~ ことみエピローグまでの期間を補充するお話。 エピローグでことみが着ていた白いワンピースをめぐる短編です(下着探索クエストもあり)。 ことみ好きの俺にとっては至極のサイドストーリー…ご馳走様でした!   03.男友達 (杏) 2年生のころの朋也と杏のお話。テレまくる杏を愛でるがよい。 杏ルートをクリアしたならこの短編はしみるはず。友達感覚での付き合いを続けながらも、自分の思いに戸惑い、恋愛には慎重になってしまう杏。その理由が明かされたりしなかったり。   04.あのころの私 (智代) シメてまわっていた頃の智代のお話。 新キャラを用意して語る過去話は、CLANNADとは思えないアクションシーンがw デレデレの現在の智代にのっかって読者もデレデレしてしまう作品。   05.公子の日記 (伊吹姉妹) 風子が事故にあう前までの幸せな日々のお話。 なんつったって風子かわいすぎますよ。ごとPイラストでこんなことやられたら興奮せざるを得ません・・・。内容的には、最後まで読んで切なくなってしまうエピソードでしたが・・・。   06.ときめく瞬間 (椋) 恋心発現の瞬間というファンにはたまらないエピソード。 杏と椋が入れ替わってバレボールの試合をやってしまいます。 それにしても朋也。いい男すぎですあんたw   07.特別な夜 (秋生・早苗) 秋生と早苗さんの学生時代・・・出会いを描いています!素晴らしい!この本ならではのエピソードという感じ!どうすりゃあんな間抜けで暖かな夫婦が生まれるんだと思ったら、なるほど。 CLANNADファンならぜひ読んで欲しい傑作短編①。いいよなぁこんな夫婦。   08.わたしのおにいちゃん (芽衣) あまりにもベタな「妹」像である芽衣がメイン。彼女が出る=春原も出る。 春原の中学時代、まだサッカーをがんばっていた頃の熱血エピソード。 起承転結がはっきりした、ストレートな作品です。   09.いろいろなにおい (ボタン) なんとウリボーが主役wお風呂にういちゃうボタンを想像してなごみましょうw 動物視点で見るCLANNADも、なかなか新鮮。   10.おまじないの秘密 (有紀寧) 原作ではさらっと終わってしまったゆきねぇ補完エピソード。 この短編で、ようやく有紀寧ルートは完結した、と言ってもいい。 原作での複線?というか隠された要素を存分に使い、非常に気持ち良いラストに。   11.ふたりの思い出 (芳野・美佐枝) 原作の草野球シナリオで少しだけ明かされたように、実は二人は同期。生徒会長としてがんばっていた美佐枝と、音楽漬けの日々を送っていた芳野が主役。 こういう過去の思い出系エピソードはこの本には多いけれど、その中でもかなり印象的な作品。美佐枝さんは幸せになるべき。違った。みんな幸せになるべき。   12.先生の思い出 (吉村) まさかのおじいちゃん。 風子登場+主人公が育児放棄してない・・・ということは、これはトゥルーエンド後のエピソードかな? 小動物な風子にほんわかしながら、確実に流れていく時間を感じる作品。   13.四年前の因縁 (勝平) 原作キャラ屈指のカゲの薄さを誇る勝平がメインww やっぱり椋はコイツと付き合ってた方がしっくりくるな。これも過去エピソード系。   14.古川ベイカーズ再結成 (全員) 14,15は続きモノ。草野球シナリオの続編!ぜひ読んで欲しい傑作短編②! こういう全員集合バカ全開シナリオがやっぱり読みたかったですからwもう大満足w よ・し・の!よ・し・の!相変わらず格好良いw   15.みんなで銭湯 (全員) 野球のあとはみんなで銭湯!ごとPイラストのCLANNADキャラの裸体・・・レアすぎる・・・。 こうしてみんなで集まって笑い合って何かをすることは、もうないかもしれない・・・ けれども俺達は何かしらの形で、思い出を重ねる。   16.町の思い (汐) 傑作短編③。最後に来るのは待望のアホアホスクエア・・・トゥルーシナリオ・アフター。 渚と主人公、そして汐。それぞれの考えや未来が暗示された味わい深いエピソード。 これにてCLANNADは終幕。世界の謎解きもしてしまおうというもの。 そしてなんと、汐は海外一人旅へ! このしっかりした物言い・・・汐は精神面では主人公似かな? ・・・CLANNADをという作品はここで終わるけれど、物語は終わりません。 なぜかって・・・そりゃあ・・・・・・人生ですから。(最悪のオチ) まとめ。 全16作品ハズレなし。好きなら買っとけファンならば。 ごとPさんの絶品イラストもふんだんに使用されており、値段はやや高いですがむしろお買い得感すら漂う一品。でも一番はやはり表紙です。見てるだけで涙がこみ上げてきそうです。 完全なるファンアイテムですが、買うだけの価値は十分にあります、間違いなく。

             ヒャッコ4巻が見つからない。 二日かけて本屋をまわったけれど、どこも仕入れて無いんだそうだ。 通販もアマゾン、楽天セブンアンドワイ・・・どこも壊滅状態。 これは名古屋に行くしかないのか。 けれど交通費もバカにならないし無かったらどうしよう。 とそんなことを考えながら テスト明け3連休を満喫しております。